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FF6 アクティブ&スピード1で低レベルクリア 前書き

このたび僕はFF6を久々にプレイしたくなり,せっかくなので今まで無かった記録に挑戦することにしました.世の中ではマサムネ氏やsazasaza氏が「逃げられない技!」を駆使して色々な戦術を考えられたりしててハハッすげえなとか言いながら記録を見て回る.

そこで思ったことがふたつ.


▼条件は少ないほうが美しい.
▼アクティブ・スピード1の低レベルプレイは皆無.


最近見かける「ジャンプの前後に逃げられない技禁止」とか素人から見たらナニゴト,て感じです.や,別に自己満足だから良いのかもしれないけど,僕はそういう条件を省けるなら省きたい.
そういう意味で,アクティブ・スピード1という条件は,それだけでかなり厳しいものと言え,条件を単純にしても,難易度が高く,優れた作品になりうるのではないか,というのが当初の考えでした.そして以下の条件を設定するに至りました:


i)最終レベルはセリス6・エドガー6・セッツァー6.
ii)アクティブ・バトルスピード1・メッセージスピード1でプレイする.
iii)店,盗む(ぶんどる),獣が原のお宝は不使用.敵のアイテム化はしない.
iv)クイックは使わない
v)「MPが足りない」と出たらリセット


簡単に条件の説明をします.
i)⇒FF6の極限低レベルクリアということです.
一番痛いのが,ロックが仲間にならないため,フェニックスも英雄の盾もラグナロクも入手できないことだ.まあこれらがあるとゲームバランス崩壊するからむしろ好ましいのか.
ii)⇒見たまんま.
iii)⇒今回のプレイのメインの制限事項です.この条件でアイテム個数が大幅に限られるわけですが,その主なものを挙げてみます:
・フェニックスの尾が最大9本?少ないです.
・炎氷雷のロッドが1本ずつ.ホーリーロッドとスーパーボールは入手不能.
・竜騎士の靴が1個.
・アーマーガッパ入手不能.
・ブラストボイス,ウィークメーカー入手不能.
・魔法回避率128達成不能.
・スリースターズ1個.それもソウルオブサマサを失っての.
・雷神の盾7個,フレイムシールド5個.
従って,「たたかうのみで低レベル」ほどではありませんがゴリ押しは効きませんし,ジャンプが1人ってことでハメ技もほぼ不能.
iv)⇒クイックを使うと,敵の行動が遅れるバグがあり,多くの敵に全く行動させずに勝利することが可能になります.さすがに反則なのでこれはやめておきました.
v)⇒敵のMPを切らすことで,多くの敵を無力化できます.面白くないので,これは封印です.

また,バニシュ+デスのような裏技,バグ技的なものもほぼ使っていません.エドガーのコロシアムのエアブラストボイスは使ってます.あと,敵がカウンターを使ったときに本来の行動が遅れるバグは,発生をまぬかれませんでした.

さて,見る方が条件を見ればわかると思いますが,このプレイで,目新しい戦術はほとんど生まれませんでした(魔法がありますので).ただ僕としても,この条件でクリアできるか,確信はありませんでした.ということで今回のプレイは,「過去の戦術がアクティブ・スピード1でも通用するか」という実験であった,ということになります.

新たな戦術にチャレンジする人々にとっては,このプレイは無意味であったかもしれません.しかし,とりあえずこの条件でクリアできることが証明できましたし,(勝率から考えて)楽勝の敵なんてほとんどいなかったことから,このプレイにはFF6界にとって意義があったと言える,僕はそう思います.それに,既存の戦術を組み合わせてアクティブという条件下で全力でぶつける,それはそれで楽しかったです.これまで数々のFF6プレイをしてきた私ですが(当時はマサムネ氏などの存在を知らず拙いレポートを書いていたものです),今回も,プレイの面白さが少しでも伝わるよう,レポートを書いてみたつもりです.ではお読み下さい,ボス戦の総リセット回数おそらく1000回を超えたであろう苦悩の記録を.

全部で1000回ってぬるいか.

 目次

レポート表紙

前書き

崩壊前

崩壊後

後書き

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